アウトランダーPHEV2017年式に乗り始めて1カ月。
この期間に様々な充電スポットでのEV充電を経験しました。
EV充電を体験する前では気づかないこと、つまりEV充電スポットの良いところや悪いところなど実際にEV充電スポットを使った感想などをこの記事で伝えられればと思っております。
EV充電で不満に思った件
EV充電スポットのパネルが見えない
中には表示のパネルが日光焼けしてしまってほとんど見えないものや、逆光で反射する上にバックライトが暗くて全く見えないものも存在します。
日向にあるのでしょうがないのかもしれませんがもっとメンテナンスしたほうがいいですよね。
三菱の電動車両サポートというアプリの口コミで使えなかった、使えたよとタップする項目があるのですがそれってまるで使えないことがある前提じゃないですか。
使えないこともあるって非常におかしいことですよね。
使えることが前提で設置してあるんじゃないの??
充電スポットが各箇所1台しかない件
道の駅や高速道路のパーキング、街中の充電スポットの数はほとんど何処も1台しかないので完全に使えない状況が発生するのです。
先月の祝日、納車後初のテストドライブとして群馬県にドライブに行ってきました。
PHEV車で初めての遠出で何が良くて何が悪いのかわからない状況でのドライブだったので、
出来る限りガソリンを使わないでEV走行で行ってみよう!!
なんて変な意気込みを持ち出発したのですが、EV走行が40キロそこそこしか走れない我が家のアウトランダーPHEVでは常に次の充電スポットを気にして、パーキングエリアやサービスエリアに充電スポットが有るか無いかを逐一三菱の電動車両サポートで確認し、ほぼ毎回PAもしくはSAで充電で立ち寄る始末。
ときには
- 充電待ちで何台か待つケース
- 充電が終わっていて買い物に出かけてて帰ってこないケース
- 道路(通路?)を挟んで向かい側に充電待ちの列があったケース
があったのでまだまだEV充電もあらゆる意味での整備が必要なんだなと実感しました。
EV車両がもっと普及するのはもっと先の話だろうけど、そうなってからでは遅いので早めに増設をお願いしたいものです。
三菱以外の充電スポットで充電するとアウェー感を出される件
三菱以外のEVスポットでも三菱の電動車両サポートアプリで見ると充電できることになっています。
日産のEV充電スポットは三菱自動車のEV充電スポットよりも多く存在します。
ヤフー知恵袋の書き込みを見てみるとアウトランダーで日産のEV充電スポットを利用すると不満に思っている人もいるとの書き込みも見受けられます。
該当の書き込み → アウトランダーphev車を日産自動車に設置してあるEV用充電器で充電しても問題ないのでしょうか?
記事が2014年ということもあり過去には日産、三菱、警察間でこんなことも起こっています。
通報された件 → 日産のお店で深夜に充電する三菱アウトランダーPHEVが警察に通報される / 犯罪なのか関係各所に問い合わせてみた
私はまだ日産のスポットを利用したことが無いのでどんな状況化はわかりませんがちょっと怖くて利用できません。
ガソリンスタンドにあるEV充電スポットでは売り込みが激しい
ガソリンスタンドにあるEV充電スポットは充電中に手の空いているサービスマンに売り込みをされることがあります。
商品はカーコーティングだったり、キャンペーンのお知らせだったりと他にもまだありそうです。
EV充電スポットでよかった件
EV充電器にはわかりやすい説明書が貼られている
EV充電スポットは様々な機種がありそれぞれ手順などが違い戸惑ってしまいます。
しかし充電機器の取扱についてはほとんどの充電器本体のボディに説明が書かれて(印刷されて)いますのでわからないことはありません。
何度も使っていくうちに他の機種でもある程度の使用方法が予測でき自然に作業が体に染みついていきます。
EV充電器の情報表示項目が様々だがどの機種もバッテリー残量がわかる件
EV充電器にはモニターが付いています。
各充電器の充電状況の表示方法も様々で“現在何アンペアで電気を送って何%のバッテリー残量、何分経過して30分まで残り何分か?”と細かく表示されるものもあります。
逆にそこまで細かく表示しない機種もあります(こうゆう機種は困るんですよね)
細かく表示されないと現在、
- 効率のいい充電ができているのか?
- これって急速充電なの?
- 充電して何キロワット補給されただろう?
なんて疑問に思うことが多々あります。
そのモニターに充電中には現在の状況が表示されるのですがその表示にはメーカー機種によってさまざまで統一されていません。
表示される項目には
- 出力電力
- 出力電流
- 充電電力量
- 電池残量
- 残り時間
中でも一番サービスがいいなと思った項目は充電電力量が表示されるものです。
この表示があると電費の計算がしやすいのです。
毎度30分充電するのであれば
“30分の充電に対して今日は5kwh充電できた!”
とわかるのでその充電の効率を知ることが出来ます。
4.6kwhであれば今回は充電効率が悪かったとなるのです。
しかしながら最低でも現在何%電池残量があかわかる表示が出来るのでこれを目安にバッテリーをいたわる充電が出来るのでこれを目安に充電していけば安心ですね。
最近はバッテリー負荷の軽減と充電効率を考えて約20分で充電を終了することにしています。
なぜなら、急速充電は100%近く充電するとダメージが大きいので80%くらいまでが劣化が少ないと言われているので、メーターのバッテリー残量が空の状態(実際には28パーセントくらい残っている)から20分ほどの充電であれば我が家のアウトランダーは80%に届かないし、75%以上充電されていればそれだけで自宅に帰ることが出来ます。
さらに急速充電開始時は60Aで電流が流れるのに20分を超えると20Aほどに落ち込むので充電速度がかなり落ちているのがわかります。
よって30分のうち残りの10分は最初の電流の1/3の充電速度になっているので時間の効率が悪いからです。
申し訳ないなと思った件
高速道路のパーキングエリアで充電スポットに充電器が1台しかなかった場合、運が悪ければ何台かの車が充電の列に並びます。
充電には最大30分かかるので、前の車の充電が今始まった場合は30分近くの間待つことになります。
待ち2台目になれば1時間、3台になれば1時間半。
ここまでくるとドライブに出かけてきてパーキングに1時間半を待つ人はいませんよね?
私の場合、充電待ち1台目で後ろに2台待たれたのですが(合計3台の充電待ち)、充電中の車があと5分くらいで30分になるので順番になるのを待ったんですよね。
私の順番になって充電中に充電待ちの車が2台になったのですが、その時に通りがかったイクリプスPHEVが充電しようと止まったのですが待ちの台数を眺めて通り過ぎて行ったんです。
その時初めて
PHEVはEV充電にこだわる必要は無いじゃん!!
って気づいたんです。
だって走りながらでもガソリンで充電(発電?)できるんですもん。
そのことがあってから充電待ちの列ができると待っている車種がEVのみの車なのか発電できるPHEVなのかを気にするようになりました。
あの時の後ろの充電待ち2台がEV車であって
あのアウトランダーPHEV、自分で発電すればいいんだからここで充電しなくてもいいんじゃないの?
って思っていたかもしれません。
EV充電スポットはこうしてほしい件
屋根付きにしてほしい
バッテリーの充電やバッテリーは高温がとても嫌いです。
あるところにはあるのですが充電スポットには屋根付きの場所が多くはありません。
EV充電器も充電されるバッテリーも暖かい状況であれば劣化もするし効力も発揮しません。
夏場で急速充電はかなり過酷な状況であると言えます。
また私のアウトランダーPHEV2017年式は充電中はエアコンも使えません。
充電中に起動していない車内で待つことはかなり危険です。
せめて車の近くに日陰の待機所等が欲しいところです。