このブログのテーマにもなった三菱自動車のアウトランダーPHEV。
車を乗り換える事を全く考えていなかったし、三菱自動車のこの車はもともと買う予定はありませんでした。
そもそもアウトランダーという名前は知っていたものの、頭の中では車の形のイメージもわかないほどの存在でした。
買う予定もこの車自体も良く知らない私がなぜこのアウトランダーPHEVを買うことになったのか、そのいきさつをここにまとめていきたいと思います。
※注意 この記事の内容はアウトランダーPHEVの前に乗っていたアルファードハイブリッドの故障についてが大半になっております。
アルファードハイブリッドの故障が買い替えのきっかけ
結論を言うとアウトランダーPHEVを買うことになったワケはこれまで乗っていたトヨタアルファードハイブリッドが故障が連続したことがきっかけです。
これまで乗っていたアルファードハイブリッドが故障することが無かったら車を買い替えようとも思わなかったと思います。
生活の変化は嫌いなので出来れば乗り換えしたくない
私は生活の変化が好きではないのでこれまでの生活のスタイルもなるべく変えないように、自分の決まったルールみたいなものが存在して毎日同じことの繰り返し行動をするのがとてもラクにできて、何かアクシデントがあったとしても元の軌道に戻すような行動をとってしまいます。
今回の故障も車を修理すれば元の生活スタイルに戻れるので、何もルールが変わるわけでもないので今までの生活が守られる。
修理する間は車が無いのでちょっとの間だけ我慢すればまた元の生活に戻るのです。
そうやって故障したら修理、車検を通して消耗品を交換、そのようにして今までアルファードHVを乗り続けてきたわけです。
今回もまた修理して、ハイ!いつも通り!!ってスムーズに事が進めばこれまで通りに乗り続けるつもりだったんですが今回の故障は修理代も高く、故障個所を断定できないので壊れているであろう部分を修理したとしても直らないかもしれないという不安が強い故障でした。
【故障の発生】交差点でアルファードハイブリッドのエンジンが停止
今回のアルファードハイブリッドの故障の経緯を説明します。
それは妻が買い物に行く途中に突然やってきました。
車の様子がいつもと違うと感じた妻はすぐに側道に入り邪魔にならないところで停車。
再度キーを回してもエンジンはふけ上がるもののギアが滑っているような変な音が鳴り停止してしまいました。
ぐぉおおおおおおおおん・・・・って聞こえますよね??
この後は何度キーを回してもREADY状態になりません。
- 2008年式の車で故障したのが2022年だから登録から14年で寿命がきた?
- 夏はほとんど出掛けなかったので久しぶりに活発にエンジンを回したから車がびっくりしてしまったのでは?
- 走行距離も16万キロ超えているしいろいろとガタがきていたのでは?
と、思い当たることがいくつかあります。
今回のこの故障の状況は今まで見たことが無い動作をしているので、自分ではどこが故障していたのか判断が出来ませんでした。
今回は車の起動状態(アクセルを踏めば走る状態)が維持できない状況なので、かなり深刻な故障なのではないかととても焦りました。
ひとまずは他の車の邪魔にならない場所に避難は出来ているのでそれだけは安心出来ました。
アルファードハイブリッドが壊れる前日の車の状態はいつも通り
子供が小さかった頃は毎週のようにドライブに出かけていたが、成長して最近では近所に買い物に行くくらいの利用でした。
故障する前日は久しぶりに山梨へシャインマスカット狩りに出掛け、久しく長距離を走っていなかったアルファードハイブリッドは高速道路の走行もこれまでのように元気に走ってくれていました。
この日は特に変わったこともなく普通に走ってくれたのです。
この日だけの車の状況を考えると次の日に壊れるなんて想像もできません。
今のところ駆動に異常がなかった車だったので今回の故障は突然だったんですよね。(まぁ、故障はいつも突然やってくるんですけど)
アルファードハイブリッドを乗り続けたかった理由
アルファードハイブリッドはこれまで随分と手のかかる車でした。
故障あり故障あり故障あり、、、
故障ばかりでしたが(笑)それ以外にも、子供たちが小学生だったので一時期では毎週いろんな場所へ出かけるのに大活躍の車でした。
これまでの故障や自作オプションはこちらに掲載しましたのでリストを紹介します。
アルファードハイブリッドのメンテナンスリスト
- ウォーターポンプの故障
- 運転席側スライドドアの不調
- 運転席側ウインドウガラスの破損
- エアコン故障
- リモコンキーのブーツが切れてイモビライザーの移植
- ハイブリッド補機バッテリーの交換
- 車検と新品タイヤ交換は3カ月前に・・・
アルファードハイブリッドの自作オプションリスト
と様々なことをこの車で経験してきました。
結構大きな故障が頻繁に起きていますね・・・
前の故障を忘れる頃に故障がやってきてたのでそれほど嫌気もさしませんでした。
その時に大きな金額の修理代がかかっても次の故障には影響のない負担でした。
それではひとつひとつ内容をざっくり紹介します。
ウォーターポンプの故障
ウォーターポンプの故障はこれまで2度あって都度修理しました。
2回とも夏場暑い日にエンジンが止まりハイブリッドシステムが停止。
その時の様子はこの記事↓↓↓
修理代が5万ちょっとが2回も払っているんですよね。
運転席側スライドドアの不調
スライドドアの内側から開けようとするとようなことになります。
- アンサー音は聞こえるけど開かない
- 運転席のスイッチで開かない
- 一度開くものの途中で何かに引っ掛かり勝手に閉まる
など時々起こるのです。
もちろん正常に開くこともあるので今度自分で部品を買ってきて直そうと思っていました。
修理を依頼すると8万近くかかるとかかからないとか・・・
運転席側ウインドウガラスの破損
アルファードを駐車している隣の草の生い茂った場所の草刈りを行っている際に、草刈り機ではじいた石が窓に当たって破損。
修理はオートバックス車検を行った際についてきたウインドウガラス保証で直すことが出来たので修理費用は掛かりませんでしたが窓が無かった期間は不便でした。
エアコン故障
日差しが少々暑い潮干狩りに行く途中でエアコンは壊れました。
埼玉の自宅から千葉県中之島に行く途中で到着目前の時でした。
走行中に徐々に車内が暖かくなってきたのでエアコンの操作ボタンを見ましたが正常に表示しているので操作側は問題ない様子。
しかし冷えた風は出てこないのでどうやらエアコン本体が壊れているのかもしれない。
結局のところディーラーで修理しましたが修理代は30万円!!
その時の様子はこちら↓↓↓
リモコンキーのブーツが切れてイモビライザーの移植
ラバー素材を使用しているキーは消耗しがち。
長く使用していると必ず破けるボタンです。
ガワを買ってイモビライザーチップを移植してキーを削ってくれるお店を探す・・・
今はなかなか削ってくれるところ見つからないんですよね。
いろいろな苦難をまとめてます↓↓↓
ハイブリッド補機バッテリーの交換
ハイブリット車のバッテリーは社内にあるため密閉型で排気(排水?)用のチューブが取り付けられている仕様なので一般のバッテリーは装着が出来ないんです。
ディーラーで交換してもらうと4万円くらいかかるとか・・・
自分で交換すれば2万ちょっとのバッテリーのを購入代金で済む。
したらばそれに挑戦するっきゃない!!
その内容はこちら↓↓↓
車検と新品タイヤ交換は3カ月前に・・・
故障の3カ月前に車検とともに新品タイヤを交換したばかり。
車検とタイヤ交換で約15万ほどかかりましたがこれからも永くこの車と付き合っていくための投資だと思って支払いました。
イレクターを使ってアルファードHV車中泊キットを作成
故障以外にもオリジナルオプションを作成しました。
東京ディズニーリゾートをこよなく愛する我が家は前日入りして朝一に駐車場に入るために車で車中泊をすることが多々ありました。
翌日の東京ディズニーリゾートを存分に楽しむために快適な睡眠スペースを確保するためにストレスなく睡眠が出来るように車内スペースを活かす大人2名子供2名が寝れるベッドをイレクターで作成。
海水浴で大活躍!!アルファードHVに簡易シャワー室を作成
海水浴で遊んだ後はシャワーを浴びたいもの。
しかし、シャワーコーナーは利用者であふれ長い時間を待たなければならない。
しかも回数を行く場合、その回数分上の不満がやってくる。
ならば自分で用意をしちゃえ!ということで自分でシャワー室を作った時の記事です。
と、故障や自作オプションのこともあって愛着もあり、今回も修理してでも乗り続けたいという気持ちは山ほどあったのです。
今回の故障の原因はハイブリッドインバーターの故障で修理代60万以上かかると言われた
今回の故障の原因はハイブリッドインバーターの故障と言われました。
修理はハイブリッドインバーターの交換で60万ほどかかるとのこと。
入庫した直後の診断では「ベルトがすべってシステムが起動しない」とのことで、「すべっているベルト交換のついでにファンベルトも消耗しているので同時に交換しますか?」と勧められたので一緒に交換して6万円の修理代でホッととしていましたが、いざ新しいベルトを取り換えてもらったところどうやら故障の大元はそこじゃなく“ハイブリッドインバーター”が原因とのことが分かったらしいです。
しかもそこを直しても直らない可能性がありその場合さらに20万の修理代が追加されると80万以上かかるだろうと言われました。
さすがに80万の修理代となるとその場ですぐに判断できずよく考える時間をもらうため返事を待ってもらうことに決めました。
車両は14年落ちの16万キロ走行、毎年のように大きな故障で毎年夏場にはハイブリッドシステム停止の心配を抱える車。
この時私は修理を断念する事を決めましたがもし貴方だったらどうしますか?
いや~、私は厳しいですね・・・
1週間考えたけれどこれからのリスクを考えると別の車にしようと思ってしまいますね。
次に乗る車を考える
乗りたい車リスト
車の修理を断念すると考えるのは次は何を乗るかということ。
自分的には前にも話した通り変化を嫌う傾向なので新しい方のアルファードHV(10系以降)
しかし、子供も大きくなってきたこともありこの先はワンボックスでは無くてもいいとのことで車高の低い車を拾い出しました。
- トヨタ ヤリス(ハイブリッド)
- トヨタ ヤリスクロス(ハイブリッド)
- トヨタ CH-R(ハイブリッド)
- トヨタ ハリアー(ハイブリッド)
- 三菱 エクリプスクロスPHEV
- 三菱 アウトランダーPHEV
見ての通りSUVがテーマですね。
ミニバンも視野に入っていたのですが、子供たちも高校生になり今後家族で出かける事も少なくなっていくだろうと見越しての選択です。
そしてこれまでハイブリッド車に乗っていたので次もまたハイブリッドに乗車したいとの思いと、充電に興味を持ち通勤による交通費の節約も重視したい思いでPHEVの選択肢を増やしました。
リストからデザインと車内空間を見て車種を決める
各車種の内装写真と特徴
選択肢が広いので車種を消去法で消していきます。
トヨタ ヤリス(ハイブリッド)とヤリスクロス(ハイブリッド)
ヤリスとヤリスクロスは比較的新しい車種でとても燃費の良い車です。
前席の背もたれから後部座席の足元を見るととても狭く感じます。
少々シートやコンソールが安っぽい感がありますが現代的で良いデザインです。
しかし車体が小さめのせいか、足元の空間がパッと見狭いように見えますね。
トヨタ CH-R(ハイブリッド)
トヨタ CH-R(ハイブリッド)内装がコックピットの様なデザインでとても機械好きの私の心をくすぐりました。
高級感もありとてもいいデザイン。
すごくいいのですが車体の大きさの為か足元が狭く見えます。
街乗りでは気にならないかもですが長時間のドライブにはちょっと心配です。
三菱 エクリプスクロスPHEV
三菱 エクリプスクロスPHEVは外装はとても自分好み!!
内装に関してはトヨタの車種に比べて古い感じもします。
これも車体大きさの為か足元が窮屈に感じます。
さらに人気や出回っている数が少ないせいか中古市場でも車両価格が低くは無く高水準です。
上記の4車種は車体の大きさが比較的小さいので2人で乗る分にはいいのですが、4人乗るとなると後部席はとても狭い。
どの車も運転席、助手席の足元スペースがガッチリ区分けされていてとても狭く感じます。
子供も成長し大きくなってきたので後部座席が広い車種が良い
↑この条件からヤリス、ヤリスクロス、CH‐R、エクリプスクロスが選択肢から外れました。
この時点であっさりとハリアーとアウトランダーの2車種になりました。
YouTubeでハリアーとアウトランダーの2車種を徹底的に見ました。
比べてみると内装、外装両方とも自分的にはハリアーが圧倒的でした。
トヨタ ハリアー(ハイブリッド)
ヤバイ!物凄い好みの内装!!
ハリアーの内装はとても高級感があり上品なデザインです。
足元のシートからグローブボックスまでの空間が広く感じ、長時間のドライブも楽に楽しめそうです。
車体も大きくどっしりとしているので存在感が半端ないです。
この時点ではハリアーハイブリッドに心を奪われました。
三菱 アウトランダーPHEV
一方、三菱 アウトランダーPHEVはハリアーと比べ非常に古そうでこじんまりと収まっています。
現在は新型が販売されていてまだまだ高額なため、目当ての年式が5年落ちを選択の対象にしていますがこの車種は一昔前のイメージが抜けきっていません。
高級な質感で未来感が多少ありますがデザインはチープでどことなく残念な感じです。
一番新しい2019年モデルで3年前のデザインですがとても古く感じます。
しかし、装備に関して安全機能やオプション装備が整っていて他の車種には引けを取りません。
デザインに目をつぶってもプラグインハイブリッドというアドバンテージと内装装備に関しては群を抜いている物であり大きな強みでもあります。
この三菱 アウトランダーPHEVを理解するためにいくつものオーナーさんや試乗のYouTube動画を見たところ誰もが乗り心地に関して絶賛していたのです。
それらの動画に影響されてしまったのか私は三菱 アウトランダーPHEVという車が段々気になって乗ってみたくなったのです。